マンションでの外壁タイル面の打音検査です。
マンションの大規模修繕となると足場代だけでかなりの額を占めます。そんな時にこのようなロープブランコによる施工もあります(もちろん打音検査だけでなく、施工もします)。
これはタイルの浮きがあった場所にテープでマーキングしているところです。
全面的な貼り替えやシール、塗装など他の作業がある場合には足場を組んだほうがいいですが、部分的な貼り替えの場合はブランコも全然ありです。
ちなみにブランコ以外では、高所作業車による診断調査もします。
ただ外壁直下に作業者の駐車スペースがある場合に限ります。
ちなみ別の現場ですが打検の具体的な浮き等の調査診断風景です。
またブランコの件は詳しくお話しします!
横浜市旭区のマンションの大規模修繕の事例紹介。
マンションの外壁に付いた一筋のサビ汚れ。原因は経年劣化した、 アンテナ取り付け金具のサビ。
このようなタイル汚れには、酸を使った洗浄が効果的。洗浄は、まずタイルに刷毛で薬品を塗布。
塗布だけで汚れが分解されていきます。
ナイロンたわしで汚れを擦ります。汚れがさらに落ちていきます。
そして、ウエスで拭いとった後、中和剤を塗布します。すると、タイル本来の色が顔を出しました。左右のタイルと比較すると雲泥の差。
サビ汚れ以外の箇所にも塗布して、汚れを落としていきます。
最後にタイル全体を高圧洗浄します。
こうして見違えるほどきれいになったタイル。
洗浄前
洗浄後
洗浄前
洗浄後
タイルのサビ汚れが劇落ち!酸洗いでピッカピカ
このブログは「タイルのサビ汚れが激落ち!酸洗いでピッカピカ」の動画を抜粋しました。実際の施工風景をご覧になりたい方は動画をご視聴ださい。
横浜市神奈川区のマンション大規模補修の現場に於いて、打診検査に続いて補修工事の模様です。
作業はタイルの貼替え、タイル注入作業です。
タイルの浮き補修。
最初に電動ドリルでタイルの目地に複数の穴を開けます。
その穴にグリスガンを使用してエポキシ樹脂を注入。
これで浮きにより出来た隙間を埋めます。
複数個所からの注入によって、広範囲の施工が出来ます。
ウエスの上から注入しているのは、漏れ防止とタイルを汚さないため。
タイルを拭いて穴にアンカーピンを打ち固定します。
外壁の張り替えは「はつり機(ハンマードリル)」で劣化したタイルを剥がします。
モルタルを外壁とタイルに塗り付けます。そして、タイルを貼り付けます。
タイルを叩く事によって、隙間が無くなり密着します。
複数枚まとめて張る時は、連結したタイルで施工します。
その後、目地を作り清掃をして終了です。
動画はこちらから御覧になれます。
横浜市神奈川区のマンション大規模補修の現場に於いて、防水職人による外壁タイルの打診検査の模様です。
マンション大規模修繕工事現場にリズミカルな音が響いていました。
その音は打診検査のためにタイル外壁を打診棒で叩いている音です。築20年になるマンションのため、外壁タイルが落下する危険性があるため検査をしています。
検査方法は打診棒でタイルを叩いたり滑らして、タイルの浮きやクラックを調べます。
タイルに問題がある箇所は他のタイルと異なる音がします。
音を聴き逃さぬように慎重に作業を進めます。
問題のある箇所があった場合はチョークでマーキングをします。
さらにマスキングテープを使って状態と範囲を色分けして、ペンで状態を記入します。
打診検査は外壁補修工事前の大事な作業です。
補修の模様はマンション外壁タイル補修②でご紹介します。
動画はこちらから御覧になれます。
横浜市神奈川区のマンション大規模修繕の現場で外壁タイルの洗浄を行いました。特に汚染がひどいタイルは酸洗いという方法で洗浄します。タイル外壁は通常の高圧洗浄だけではきれいにならない汚れがあります。
洗浄その1 汚れたタイルのタッチアップ
タイルの汚染箇所に薬品を塗布します。
ナイロンたわしで汚れを擦ります。
中和剤を含んだウエスで拭く。
最後に水で洗い流して洗浄完了。
別の箇所 薬品を塗布。
ナイロンたわしで擦る。
中和剤を含んだウエスで拭いたあと水で洗浄。
洗浄その2 貼替えたタイルのタッチアップ
タイルを貼替えた箇所とその周辺を高圧洗浄します。
ブラシで薬品を塗布して再び洗浄します。
薬で処理せずに洗浄すると目地セメントの灰汁が流れ出しタイルが白華してしまう。
動画はこちらからご覧になれます。