マンションの大規模修繕工事で、屋上の防水はメイン的な工事となります。
マンションの資産価値を維持するには、雨漏り防止は最重要ポイントのひとつです。
さらに台風時などの強烈な雨風の時でも不安なく過ごせなくては本来の防水工事とも言い切れません。
防水工事は、強烈な紫外線を浴び続け、酸性雨などにも長期間耐える施工が必要です。
いくつか種類がありますが、改修工事では一番多く防水性能も最も高いウレタン防水と塩ビシート防水をメインにお勧めしています。
東京23区および横浜市内で施工した再生リスト動画
大規模修繕では、「ウレタン防水」と「塩ビシート防水」が一番多く施工されています。
コストと防水性能どちらも優れているので、塗装職人でもこの2つをお勧めしています。
いずれも東京都内は当社の世田谷店を中心にした23区、横浜は全域と神奈川県内の一部を施工しています。
また、目地や継ぎ目のシーリング、廊下の長尺シートも非常に重要な防水のポイントとなります。
高粘度の液体を流し、硬化するとゴムになって雨漏りを防止します。
クラックだらけや水分が抜けずに湿気だらけのような現状の下地の状態が悪い場合は、ウレタンの下に絶縁シートというものなどを敷くと、下地の悪影響を受けないで済むため、ただのウレタン防水よりさらに耐久性のある防水工事ができます。

物置やソーラーなどの重量物などを設置する場合は、ウレタン防水よりシート状の防水などが適しているでしょう。
一番簡易に施工できる「ウレタン塗膜」、メッシュシートをウレタンに貼ってクラックに強く対応できる「クロス貼り工法」、現在の下地の状態が非常に悪い場合でも、高い防水性能が保てる通期緩衝工法など、一言でウレタン防水といっても様々のものがあるため、現場を調査診断して、一番状況にあった工法をご提案します。

防水を持たせるだけ持たせて放っておいて、一気に費用をかけて防水するよりも、トップコートによって、定期的にメンテナンスすれば、見た目の美しさも取り戻せて、防水機能も維持でき、結局長持ちさせることにもつながります。

その際に、劣化した場所を見つけられれば、部分的に補修ができて、後で被らなくていいような下地の補修なども最低限に抑えられ場合もあるので、定期的な管理もあわせてメンテナンスのご相談をいただければと思います。
