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荒れた屋上を下地補修材にてコテで補修

By 2022年3月9日9月 11th, 2022ウレタン, 屋上防水

世田谷で行っている改修工事の屋上防水です。

まずは荒れてしまっている保護モルタルの補修作業からとなります。写真は屋上の土間をアップで撮影したものです。モルタルの表面がザラついているのは、雨に打たれてモルタルが削れてしまっているから。まずはこの補修から始めて行く、という訳です。

 

早速作業を始めていきたいところですがウレタン防水だけでなく、どんな工事でも準備は必要です。ウレタンは1平米に流す量が決まっているので、スケールを使い屋上が何平米あるのかを予め計っておきます。

 

計測が終わったらまずは材料を作るためのネタ場の用意が必要となるので、ネタ場を作っていきます。写真は実際に準備したネタ場です。

 

ネタ場の準備も終わったので、早速モルタル補修…といきたいところですが、モルタル補修をするための準備も必要です。屋上中央に明かり取りのためのガラスがはめ込まれており、その周りにブチルテープが貼られていました。これは糊をタールで代用したもので、このままウレタンを流してしまうとこのタールがウレタンの硬化不良などを引き起こしてしまうため、まずはこのテープの撤去作業をする必要があります。スクレーパーという道具を使い、ブチルテープを撤去します。

トップライト周りのブチルテープの撤去

 

ブチルテープの撤去が終わったら、テープのゴミを掃除しキレイにしておきます。

テープ撤去後の清掃

トップライト周辺のブチルテープの処理だけでなく、屋上の周りを囲っているアルミ笠木の継ぎ目のシール材の撤去もしておきます。シール材が劣化し、完全に痩せてしまっていることが分かります。

劣化したアルミ笠木の継ぎ目のシール

 

カッターで切り込みを入れ、劣化したシール材を撤去します。

既存シールの撤去

 

これらの下準備を終えてようやく保護モルタルの補修です。今回使う材料がこちらの材料となります。ハイモルスーパー#10と書いてあるのがモルタルの原料。手前の白い容器の、NSハイフレックスHF-1000と書かれているものが接着剤の役割を果たす液体材料です。

下地補修で実際に使う下地材

 

これらと水を攪拌してモルタル補修をする材料を作ります。実際に材料を攪拌している様子です。ハイモルスーパー#10は攪拌前は粉の材料なので、動画のように柄杓を使うことで周囲に飛散しないようにしています。

 

材料が出来上がったら小手を使いモルタル補修を行っていきます。動画のように、小手を弧を描くように動かして、ザラついたモルタルの表面を埋めるようにして補修します。

 

モルタル補修の途中の写真です。奥に写っているところが最初に手を付け始めた箇所で、手前がその後に手を付けたところ。奥の下地材は日に照らされ、乾燥し始めている様子が分かります。

塗りたての下地材と、乾きかけている下地材

 

写真に写っていない、手前側が足場と屋上の出入り箇所です。手前側から作業を始めてしまうと、最後補修した上を歩くことになってしまうため、奥から手前と施工することで補修したモルタルの上を歩かなくても良いようにしています。屋上全面、補修が終わったので後は下地材が乾くのを待ちます。

下地補修が終わった直後の様子

 

下地材が乾いたらプライマーを塗り込んでいきます。塗ったプライマーはサラセーヌPという材料。本来であれば全面塗る必要がありますが、設置されているトップライトに枠をはめ込むため、枠を作る大工さんが通りやすく作業しやすいよう、通り道を作るように塗り込んでいます。枠も簡単に出来上がるものでもないため、本日の作業はここまでとなりました。

サラセーヌPの塗布

 

次の翌日の工程は通気緩衝シートを敷き詰めていきますので、またお伝えしていきます。

 

【すべての工程の説明をした完工後までのページはこちらにあります。一気に見たい方はどうぞご覧ください。】

雨漏りしていた屋上がウレタン防水で雨水をはじく完全防水の屋上へ