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外壁

ルーフバルコニー防水一日目、伸縮目地の処理

By コンクリート, ベランダ, 防水担当の日誌

ウレタン防水工事・長尺シート施工1日目

今回はウレタン防水工事と長尺シートの施工です。

1階は貸店舗になっており、目の前が駐車場となっているため、ここには手を付けず2階とそこへ行くための階段の施工のみとなります。

梅雨入りが報じられたわけでもないのに雨の続く天気が続いています。防水工事の着工初日も午前中は雨。一日振り続ける予報でなかったため、少しでも作業を進めようと午後から作業に入りました。

施工場所には幾つか室外機が設置されていました。そのままだと室外機の下、特に足の箇所にウレタンを入れることができません。なのでまずはこれをどうにかする必要があります。

室外機を動かしやすくするために、配管のカバーを外しました。そもそもこのカバーが付いたままだと、室外機をロクに動かすことができません。それと、この配管には銅が使われているので、強引に動かそうとすると折れてしまう可能性があります。

配管カバーを外した後

 

外したカバーの部品は、室外機の上にテープで固定しました。こうすることでいざ戻す時、パーツが足りないという心配も減ります。また、カバーを外した室外機に固定することで、どのパーツを使えばいいのか分かるようにもなります。

 

カバーのパーツを無くさないようにしておく。

 

 

室外機のウマ上げ作業

カバーを外し、室外機を動かせる状態にしたら、配管を折らないように気を付けながら「ウマ」と呼ばれる道具に室外機を乗せます。このことを「ウマ上げ」という言い方をしたりします。室外機が持ち上がった状態になったことで、足の下にもウレタンを入れることができるようになりました。

室外機などを乗せるために使われる「ウマ」

 

 

電気使用時に必須のアイテム

この日はウマ上げが終わった後に、目地の処理や新しいドレンの設置などを行いました。最後に土間の保護モルタルが傷んでいたので、下地材で下地調整をします。

 

防水や塗装などを行う改修工事では、外にある電源をお借りすることが多いです。それは材料の攪拌など、電気工具を使うことが多いから。万が一の漏電を防ぐため、漏電遮断器を取り付けています。これは、作業中漏電してもすぐに察知して電気の流れを止めてくれるというもの。

テンパールの漏電遮断器「ビリビリガード」

 

土間目地の処理

2階の土間には目地があり伸縮目地材がはめ込まれていたため、まずは目地材の撤去作業から始めていきいます。

この目地の役割は土間モルタルのひび割れ対策です。

地震など建物の揺れがあった場合、硬いモルタルなどは強く影響を受けてひび割れにつながります。

モルタル面積が広ければ広いほどひび割れる確率は高くなりますが、そのモルタルも小さい面積に区分けされていれば、その区分けされた境界の目地部分に揺れのエネルギーを吸収してモルタルへのひび割れ発生を防ぐという仕組みです。

ちなみにモルタルもコンクリートも砂利などが入っているかの違いなので、この伸縮目地の役割は同じです。

伸縮目地の撤去

 

目地材の撤去が終わったら、プライマーを塗りシール材で目地を塞ぎます。写真はシールを充填した直後のもの。この後シール材をバッカーと呼ばれる道具で均しています。

伸縮目地のシール

 

こちら現場は違いますが伸縮目地のシールの動画です。

 

保護モルタルの補修「下地調整」

 

目地をシールで埋めたら土間全体の下地調整です。

実際に下地調整をしているところです。小手で仕上げました。土間一面に小手などを使用して下地材を満遍なく塗っています。

 

下地調整はポリマーセメントなどで塗布していきます。今回の場合は保護モルタルにトップコートがされているため、よりスラリー状態で塗布していきます。

屋上の下地調整の事例動画です。

 

 

階段には段鼻(階段の先端ヵ所のこと)に滑り止めの金物が取り付けられていました。

この滑り止めの役割をしている金物は、「ノンスリップ金物」というもの。後で長尺シートを貼るにはこのノンスリップ金物は不要となるので、事前にビスを外し金物ごと撤去しておきました

 

2階の土間同様、階段も下地調整をしました。

階段は幅が狭いので小手よりも小回りが利く刷毛とローラーで仕上げています。

雨が上がってからの作業だったので、今日はここまでとなりました。明日以降、再び工事を進めていきます。

階段の下地調整。刷毛とローラーを使用

次回へと続きます。

築20年のマンション・はじめての大規模改修:タイル洗浄・屋上防水

By コンクリート, タイル, 外壁, 屋上防水, 防水担当の日誌

築20年になる3階建てマンションの大規模改修工事の続きです。

前回は工事のきっかけ、外壁補修、タイルの貼り替え、高圧洗浄までを紹介しました。

今回は防水工事と塗装工事についてです。

 

タイル薬品洗浄

 

タイルの汚れの原因は土、砂、埃、藻、カビなどが原因と考えられます。

そのような汚れが何度も付着して、黒ずみとなってしまうと通常の高圧洗浄だけでは、きれいにはなりません。

その場合、薬品洗浄、酸洗いなどを行うことがあります。

今回のマンションは写真のような黒ずみ汚れが何か所もあることから、薬品洗浄を施しました。

薬品洗浄の手順はタイルの汚染箇所に刷毛で薬品を塗布します。それをナイロンたわしでタイルを擦ります

中和剤を含んだウエスで拭いてから水で洗い流します。これで洗浄は完了です。

稀に薬で処理せずに洗浄すると目地セメントの灰汁が流れ出し、タイルを汚してしまうことがあります。

 

関連動画 マンション大規模修繕 外壁タイルの酸洗い

 

屋上防水

屋上防水の既存はアスファルトシート防水でした。今回は改質アスファルトトーチ工法で防水工事を行いました。

作業は金物の撤去を行い、既存防水の撤去です。

そして、本工事前に仮防水を行います。

そのあと、改質アスファルトトーチ工法へと進みます。

トーチ工法とは防水層をバーナーを使って溶着する施工方法です。

防水層は改質アスファルトをコーティングしたシートです。

その様子は動画でご覧ください。

 

関連動画 屋上防水を改質アスファルトで施工する マンション大規模修繕

 

こちらが施工後の屋上の様子です。

トーチで溶かしたアスファルトと防水シートを密着させて、水漏れのリスクが少なく、耐久性の高い防水層ができあがります。

関連記事 アスファルト防水工事完了です

アスファルト防水工事完了です

塗装工事

タイル洗浄と補修、爆裂補修、防水工事が終了して 外壁塗装作業を行います

塗装工事はタイル面ではない外壁、内壁に行いました。

塗装工事を担当したのは一級塗装技能士と塗装科・職業訓練指導員の資格を持つ、曽根カズ職人のチームです。

建物の中をきびきびと動き周り、丁寧な仕事を行いました。

ローラーを使って共有廊下の手すり壁を塗装。共有廊下の天井の上塗り。

塗装することによって 廊下が明るくなりました。

塗装によって建物の輝きを取り戻して行きました。

 

他にも付帯塗装、バルコニー防水、階段屋根、シーリング工事、廊下、階段防水工事、看板交換などを行いました。

 

関連記事 シール工事

シール工事

工事の最後に入口に取り付けられているネームプレートを新しいものと交換しました。

ネームプレートは改修工事前は英語表記だったのですが、工事を機にカタカナ表記に変更しました。

こうして、約2か月に渡る大規模改修工事が終了しました。

 

外壁もきれいになり、屋上もきちんと防水されて、ネームプレートも変わり、オーナー様はその出来栄えを大変喜んでくださいました。

マンションやアパートを長持ちさせるためには定期的な改修工事は必要です。

このように大規模修繕をすることによりマンションは美しく甦ります

メンテナンスのことでお悩みのオーナー様。管理者様。

株式会社塗装職人は建物に一番最適な工事をご提案を致します。

どうぞお気軽にご相談ください。

築20年のマンション・はじめての大規模改修:外壁補修

By ALC, タイル, 下地補修, 防水担当の日誌

築20年になる3階建てマンションの大規模改修工事です。
工事は不動産業を営むオーナー様からのご依頼です。

外壁はRCのタイル貼りです。
住居は10室。1階は店舗。
最寄駅から徒歩15分の静かな住宅街にあります。

足場は7月4日から設置されました。鳶職人により横長の3階建ての建物に工事の為の足場が架けられました。

打音調査

足場が架設されると防水職人により外壁タイルの打音調査を行いました。
調査方法は打診棒を使用して、タイルを叩いたり滑らして、タイルの浮きやクラックを調べます。

タイルに問題がある箇所は他のタイルと異なる音がします。その音を聴き逃さぬように慎重に作業を進めていきます。

関連動画 このマンションの打検の様子

問題のある箇所があった場合はチョークでマーキングをします。さらにマスキングテープを使って状態と範囲を色分けして、ペンで状態を記入します。
打診検査は外壁補修前の大事な作業のひとつです

関連記事 見逃さない!徹底的な5階建て外壁タイルのひび割れ打音検査

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タイルの浮き補修

タイルに浮きがあった場合、補修工事を行います。

作業は電動ドリルでタイルの目地に複数の穴を開けます。その穴にグリスガンを使用してエポキシ樹脂を注入します。これで浮きにより出来た隙間を埋めます。


複数個所からの注入によって 広範囲の施工が出来ます。 漏れ防止とタイルを汚さないために穴にウエスを挿入して、その上から注入します。穴にアンカーピンを打って固定します。

関連動画 このマンションのタイル補修工事

 

タイルの張り替え

タイルの張り替えは、まず、はつり機(ハンマードリル)で劣化したタイルを剥がします。


そして、モルタルを外壁と新しいタイルに塗ってタイルを貼り付けます貼りつける時にタイルを叩く事によって 隙間が無くなり密着します
複数枚まとめて張る時は 連結したタイルで施工します。その後 目地を作り終了です。

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外壁の躯体補修

クラック(ひび割れ)から雨水が入り込んで、鉄筋が錆びて膨張してしまい、コンクリートが内部から破裂する現象を、爆裂と言います。


先ず、浮いてしまったコンクリート部分をハツリ落とします。念入りに浮いている部分をそぎ落とします。
そして、爆裂の原因、錆びた鉄筋をケレンして、サビを落とします。鉄筋にサビ止めを塗ります。乾いたら補修材のプライマーを塗布。

関連動画 こちらの工事の動画

樹脂モルタルを充てんして、コテで修正箇所に押し付けます。元の形状と同じになるように成形します。


今回は「錆び」による爆裂でしたが、寒冷地では凍結による爆裂も起こります。

高圧洗浄

補修工事が終わると、建物全体に高圧洗浄を行います。

超高圧水流によって、経年の汚れを洗い流します

タイル外壁は通常の高圧洗浄だけでは、きれいにならない汚れがあります。
その場合、薬品洗浄、酸洗いなどを行います。

 

後編ではタイル洗浄、屋上防水工事、塗装工事と続きます。

 

マンションやアパートを長持ちさせるためには定期的に改修工事は必要です。

メンテナンスのことでお悩みのオーナー様。

株式会社 塗装職人は建物に一番最適な工事をご提案を致します。

どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

 

5階建てマンション大規模改修の現場①タイル補修・シーリング

By コンクリート, シーリング(コーキング), 外壁, 防水担当の日誌

マンション大規模改修工事のことについてお話しします。

工事のきっかけは今回の大規模改修工事の6年前に行った防水工事でした。
不動産会社様からの工事依頼でした。雨漏りを止めてほしいというご依頼でした。
そして、屋上防水と庇防水を行いました。

屋上防水は塩ビシート防水を機械固定工法で行いました。
機械固定工法は防水シートを鋼板によって固定する施工方法です。

関連記事 防水工事

防水工事

工事後、雨漏りは止まりました。
オーナー様は大変喜んでくれたそうで、そのつながりで6年後に大規模改修工事の依頼となりました。
マンションの外壁はRCでタイル張りです。
5階建て20世帯。1階はテナントが入居している建物です。

関連動画 こちらは工事中の際にアップした動画です

足場設置後、外壁タイルの打診検査を行いました。
建物の向いには私鉄電車が走っていて、一日中、かなりの本数が走っています。
その列車の振動も関係しているのかも知れませんが、浮きや割れなどがあり、結構な枚数のタイルが貼り替えが必要となりました。

タイルはまったく同じものが既に無いので、近似色での対応となりました。

はじめに躯体の補修工事を行いました。
張り替えるタイルははつり機ではつって、浮きがあるタイルは目地に注入をするためドリルで穴を開けます。

タイル貼り替えは補修部にモルタルを塗って、タイルにもモルタル塗って貼りつけていきます。

張り替えのほかに行ったのはタイルの薬品洗浄です。

マンションの屋上にあるアンテナの固定金具が錆び、屋上から4階の外壁にサビ汁が筋状に伝ってタイルに付着していました。

 

こちらは専門の職人が薬品を使用して手作業で洗浄を行い、すべてのサビ汁の汚れを取り除きました。

手順は洗浄液をタイルと目地にブラシで塗り、ナイロンブラシで研磨します。

最後に濡れたウエスで拭き取ります。

薬品洗浄はこの箇所以外の外壁の汚れのひどい大庇、窓廻り、手摺壁などに施しました。

丁寧に洗浄液を塗り、ナイロンブラシで研磨します。

次々とタイルはタイルは元の色を取り戻して行きました。

 

関連動画 このマンションのタイル洗浄の動画

タイル補修と酸洗いと並行してシーリングが工事が行われました。

シーリングは経年で劣化するため、定期的に交換や増し打ちが必要です。

既存シールを撤去してから、養生、シーリング材を充填、均して完成です。

今回のシーリングはタイル目地、シャッター周り、玄関ドア周り、PS周り、トップライトに行いました。

シーリング工事の動画がありますので以下からご覧ください。

関連動画 マンション外壁タイルのシーリング

このあと、塗装に続きますがそれは次回のブログでご紹介いたします。

株式会社塗装職人では大規模改修工事もお受けしております。

ビル、マンション、アパートなどの改修をお考えのオーナー様。

 

10年に一度の大事なメンテナンス。塗装職人が最良の施工をご提案します。

どうぞ お気軽にご相談ください。

駅前テナントビルの大規模改修工事②シーリングと屋上防水

By ウレタン, コンクリート, シーリング(コーキング), 外壁, 屋上防水, 防水担当の日誌

ある駅前に建つ築29年になる5階建てのテナントビルの大規模改修工事の続きとなります。

前回は見積りのこと、足場のこと、外壁補修のことをご紹介いたしました。

今回は塗装と屋上防水についてです。

 

このビルの外壁はRCでした。正面のせり出した箇所にはタイルが貼られています。
このタイルの張り替えは外壁劣化診断調査を行い、タイルの浮き、タイルクラック欠損補修、塗装面の爆裂、欠損補修など細かくチェックしました。

概算時でタイルの浮きは補修は260枚、タイルの張り替えは240枚、爆裂の補修は50か所となりました。

 

関連記事 前回のブログ

駅前テナントビルの大規模改修工事①外壁とタイル補修

 

外壁補修と並行してシーリング工事を行いました。
シーリングは動きの多い目地にシーリング材を充填して隙間を埋め、防水効果と劣化を防ぎます。シーリングは経年によりひび割れ、切れ、剥がれが起きます。シーリングはシーリング職人によって、サッシ廻り、タイル目地、塗装面目地、タイル取り合い等々に行いました。

こちらのビルの外壁はカーテンウォールになっています。カーテンウォールは建物において自重や荷重を負担しない、間仕切壁などと同様の非耐力壁です。そのカーテンウォールにもシーリングを行いました。

 

外壁補修が終わり、塗装工事となりました。塗装の担当は一級塗装技能士と塗装科・職業訓練指導員の資格保持者の曽根カズ職人です。

お客様に喜んでいただける仕事を常に心がけている職人です。

関連動画  曽根カズ職人紹介

最初は高圧洗浄です。屋上から外壁、内階段等々に高圧水洗浄機で丁寧に隅々まで洗浄します。

5階建てのビルの外壁の経年の汚れをどんどん洗い流します。屋上から一階まで、全て洗浄するのに丸1日かかりました。

養生は階段、窓などに養生シート、マスカーなどで広範囲に行いました。

外壁は下塗りは日本ペイントのパーフェクトサーフで、上塗りはパーフェクトトップで塗装。

シーリング工事が終わった後は、塗装工事と並行して屋上で防水工事を行いました。

屋上防水は通気緩衝工法で行いました。通気緩衝工法は下地に含まれる水分を脱気筒によって外に逃す工法です。

施工の最初はプライマー塗布です。使用材料はサラセーヌPです。

プライマーは防水材の密着をよくする役割があります。プライマーを塗布したあとは通気緩衝シート貼って行きます。

通気緩衝シートを貼ることにより防水層の内部に貯まった湿気を逃がします。それにより防水層のふくれを防止することが出来ます。

平場に貼ったあとは、立ち上がりに貼ります。

そして、脱気筒を設置。

脱気筒は防水層と下地の間の水蒸気を外部に排出します。

たまたま、脱気筒の設置後にオーナー様が屋上に来られたのですが、「煙突が立った 煙突が立った」と言って喜んで下さったのが印象的でした。

プライマーの次は、ウレタン1層目を塗布します。

材料はAGCのサラセーヌKを使用。主剤と硬化剤の2液を混合します。密着性にすぐれて塗り重ねが可能です。

ウレタン2層目の塗布。

ウレタンを塗り重ねることにより厚みを作り、防水層を作ります。

紫外線から防水層を保護するトップコートを塗布します。

これで屋上防水の完了です。

外壁塗装も終了。養生作業に入りました。

剥した養生の材料は一般的な戸建ての何倍もの量でした。

2ヶ月近くにわたる工事は終了。

 

足場解体前に検査を行い。足場解体となりました。

足場の組立てには2日を要しましたが、解体は1日で終了しました。

 

美しく生まれ変わったビルが姿を表しました。施主様も納得の出来でした。

その翌日、工事の最初に玄関アーチから外した。

アクリルボードを職人が再びアーチに戻しました。

これで全ての工程が完了しました。

 

関連動画 このビルのアクリルボード交換動画

テナント様、ビル利用者、近隣の方のご協力があって出来た工事です。

オーナー様も大変に喜んでくださいました。

弊社では大規模改修工事もお受けしております。

ビル、マンション、アパートなどの改修をお考えのオーナー様。

10年に一度の大事なメンテナンス。塗装職人が適切なアドバイスを致します。

どうぞ お気軽にご相談ください。

駅前テナントビルの大規模改修工事①外壁とタイル補修

By コンクリート, タイル, 足場, 防水担当の日誌

以前、施工させて頂いた某駅前にある5階建てのテナントビルの大規模改修工事のをご紹介します。

このビルは商店街の入り口にあり、建物の裏手には何本もの線路に電車が走っています。

 

工事のきっかけですが、工事5年前に屋上防水の見積リ依頼を受けて見積もりさせてもらいましたが、結局、他社が工事をすることになりました。

ところが施工の状態があまりよろしくなく施主様も不満だったそうです。

そんなことから、今回は建物全体をやりたいので見積もってくださいと依頼が来たので見積りをさせてもらい、工事を担当することになりました。

施主様は工事が待ちきれないのか、見積書よりも先に工事のスケジュール表を出してほしいと言われてびっくりしました。

建物は築29年になります。

屋上は5年前に防水工事をやったにしてはあまりよろしくない感じでした。

目地とか、ちゃんとやっていないような現状でした。劣化箇所が多数ありました。

また、下地と防水層の間の湿気の逃げ場が見当たらないので、逃げ場を作ることを考え、通気緩衝工法で工事をすることを施主に提案しました。

外壁はRCでした。外壁劣化診断調査を行い、タイルの浮き、タイルクラック欠損補修、塗装面の爆裂、欠損補修など細かくチェックしました。

概算時でタイルの浮きは補修は260枚、タイルの張り替えは240枚、爆裂の補修は50か所となりました。

シーリング工事はタイル面、サッシ廻りなどに行いました。

塗装はタイルが貼られていない外壁面と内壁に行いました。

 

工事は一階のエレベーター前にあるテラス屋根のアクリル板を外すところから始まりました。

この作業は足場を立てる時に部材が屋根の間に通せないため、アクリル板を外す必要があったのです。

1メートル以上あるアクリル板がテラスに5枚取り付けられています。

それを一枚一枚外していきました。

アクリル板は破損させぬように丁寧に外して保管場所に運ばれて、工事終了まで大事に保管されます。

 

その翌日、足場の設置が行われました。

駅前にあるため、一日中、歩行者の往来が途絶えません。ビルの前が道路が抜け道に使われているようで車の通行も一日中途絶えません。

ビルは1階から3階までテナントが入り、工事中も営業します。

そのような条件から、足場設置時にはガードマンを立て、交通誘導を行い、歩行者やビル利用者の安全確保に勤めました。

 

足場は10人のとび職人によって行われました。一騎当千の職人たちにより、足場が着々と組み立てられました。

建物は正面1階が店舗、お隣との間は狭く、足場の越境は確実、建物裏手の境界も狭く、あまり条件がいい場所とはいえませんでした。

 

しかし、事前に施主と打ち合わせして、きちんと近隣挨拶をしていたことから、

足場が越境する両隣共、親切にご協力いただき、気さくに植木やプランターを移動してくださいました。感謝でした。

特にトラブルもなく、着々と足場を設置することが出来ました。

 

関連動画 このビルのアクリル板取り外しと足場

足場設置は2日間掛かりました。2日目はあいにくなことに朝から雨でした。

雨の中でもとび職人たちは淡々と安全に配慮をして足場の設置を行いました。

 

このビルの最上階は斜壁でした。斜壁は構造上、通常の外壁よりも多少、足場が組みにくいです。

雨の中の斜壁での足場設置となりましたが、順調に作業が進み、飛散防止のメッシャが足場全体にかけられ、昼過ぎには足場設置を完了しました。

(工事の時点ではハーネスが義務化される前でしたので、一部の職人しか装着していませんでしたが、現在はハーネスの装着は必携にしています。)

 

足場設置完了後、最初の作業は防水職人による、タイルの打音検査です。

打診棒を使い、タイルの表面をたたき、タイルの剥離の状態を調べます。

音の違いだけで剥離を判断する、大変技術のいる作業です。

 

関連動画 タイル打音検査

外壁補修はピンニング工法で行いました。

工法はまず、浮きが生じたコンクリート躯体にドリルで穿孔します。

そして、孔内を清掃して、エポキシ樹脂を充填します。

複数個所の充填で広域範囲の施工が出来ます。

ステンレスアンカーピンを挿入します。

これによって穿孔穴と剥離した空隙部が固着します。

タイルの張り替えは既存の不良タイルをディスクグラインダーとはつり機(ハンマードリル)を使ってタイルを剥がします。

そして、タイル用接着剤 タイルワンを外壁とタイルにタイルワンを塗布して貼り付けていきます。

貼付け後、タイルを叩くことによって隙間がなくなり、密着します。

連結したタイルで複数枚をまとめて貼ることもできます。

タイルは現状と同じものが無いので、タイルを焼いてくれる窯元に近似のものを作成してもらいました。

 

関連動画 タイルの張り替えとエポキシ樹脂の充填

爆裂補修は、脆弱部を除去します。

樹脂モルタルで成形して爆裂や欠損部を補修していきます。

乾燥したら塗装で仕上げます。

 

関連記事 外壁タイル補修

外壁改修

ここまで、大規模改修の外壁補修とタイル補修のことでした。

次回は塗装工事と屋上防水のことについてご紹介します。

塗装職人では多くの大規模改修を手掛けております。

大規模改修工事をお考えの方がございましたらお気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄骨階段・塗装と長尺シート

By コンクリート, タイル, 外壁, 長尺シート, 防水担当の日誌

鉄骨階段は外部で使用されることが多いので、どうしても劣化しやすいです。

錆びやすいです。錆びは放置すると否が応でもどんどん広がってしまいます。

塗装ははげ落ちて塗膜はボロボロになってしまいます。

穴が開いてしまう事もあります。

その穴から水が侵入してしまうこともあります。

 

例えば、鉄骨の外階段があるタイプの建物だったのが、鉄骨階段が崩れ、2階には行くことができなくなってしまうこともあるのです。

錆は侮れないのです。

関連動画 マンション外階段を塗装する

鉄骨階段の塗装をするときは、最初に下地処理、ケレンを行います。

ナイロンたわしで丁寧に除去、電動工具を使用することもあります。

 

どうしても除去仕切れないサビにはハイポンサビスタという、さび面素地調整補助剤を使用します。

除去しきれない部位・さびやすい部位のさびを固着化させるのです。

また、必要な場合は溶接工事を行うこともあります。

そして、錆止めの塗布。中塗り、上塗りを行います。

鉄骨階段の塗装は状態によっては、床用の塗料があるのでそれを使用するのもよいです。立駐機用の塗料と同じで塩害地用とか立駐機用とかの床用の塗料を使うのもいいです。

関連動画 立駐機の塗装

塗装ではなく鉄骨階段に長尺シートを貼るという選択肢もあります。

長尺シートを貼るメリットは音がしなくなる。美観が保てることです。

しかし、ちょっとでも水が入ったら、すごく錆びるので、貼る時には細心の注意が必要です。

長尺シートを使って長持ちすればいいのですが、塞いでしまう分、諸刃になってしまいます。

一番いい例は、鉄骨階段で踏み面のところがコンクリートになっているタイプのものがあります。
昔のアパートの鉄骨階段などがそうですが、デッキプレートという製氷機のお皿みたいのがあります。そこにコンクリートを流し込む、モルタルとか階段も同じで、お皿があって踏み面を作るために氷を固めるため流して、受け皿に対して階段を作っています。

 

しばらくたってくると、ムーブメント違うので鉄は伸びるし、モルタルは伸びないので、割れたりした時に隙間が出来た時に虫歯菌が侵入するように、水が入って錆びてしまうのです。
ですので裏から穴があいて出てきたりとかするのです。

 

中にはモルタル入れるところに分厚いゴムを入れる施工する業者がいます。コンクリートは付きますが、ゴムは付かないので、ゴムをどけたら大変なことになってしまいます。その施工は大変にまずいです。

苔、垢、錆。そういう風になってしまう可能性がシートの裏には存在するのです。

鉄骨階段で雨漏りをしているところは長尺シートの方がいいと思います。

 

ただし、長尺シートのデメリットは老朽化や痛みが酷くなったら、剥がさなければならないことです。

長尺シートは室内の方が持ちます。紫外線の劣化がないので。

状態がいいとマンションはぶっ通しで20年使います。それができるポテンシャルが長尺シートにはあります。

 

関連動画 マンションの廊下と階段にシート貼り

但し、20年経ったら専用の機械を買って、専用の刃を買って、廃棄代を払って工事をします。

コスト的に高くつきます。20年というと持ちはいいかもしれないけど、剥がすということが必要になります。

 

長持ちさせるとランニングコストがいいという感覚の人が多いと思いますが実際は違います。

長持ちするものは高いけど、替えるのも高い。例えるのならベンツを買い替えるのと同じです。

貼るという事は剥がすという事が対角にあるから、そのデメリットは鉄骨階段でも存在します。
鉄骨階段はどんなに気密性を保ってシーリングで防水しても錆によって中に侵入経路が出きたら1ヶ月後は錆びだらけになってしまいます。

ですので、進める時にプロの目が必要です。塗りの方がいい場合がある。

関連記事 長尺シートとタキステップの貼り込み

残工事 長尺シートとタキステップの貼り込み

塗っているものは積層すればいい。剥がすという事は剥がし賃がかかります。
全部対角にあるのは、非対称なのです。

 

鉄骨階段の錆びや雨漏りでお悩みの方は是非ともご相談ください。

プロの目で最適な工事をご提供します。

 

関連動画 タキステップの施工、音でもお楽しみください。

ALCタイル張りの外壁の特徴とは

By ALC, タイル, 外壁, 防水担当の日誌

町なかで見かけるALCに均等に貼られたタイルの壁の建物は高級感を感じます。ALCタイル張りの建物について防水を含めて検証してみました。

 

ALCにタイルを貼るメリットはなんでしょうか?

これはやはり見た目です。タイルの壁は大変おしゃれに見えます。

そして、傷みに関して遅らせることが可能なことです。

どういうことかというとALCは要被膜なので、外壁の塗装の回数が絡んできます。傷みは当然、外壁に出ますから、タイルを貼った壁の方が確かに強いと言えば強いです

そして、タイル張りの場合、シーリングとか、そういう付いて回るものがあるので、どちらかというとメリットはビジュアルだと思います。

関連動画 ALCの塗膜防水

タイル張りの建物で心配なことがあります。1つめは地震です。関東は地震がとても多いです。東日本大震災が起きた時はALCのタイル張りの建物のタイルが一面で崩れたりもしました。なぜかというと、ムーブメントが違うからです。ALCでもタイルの3面張りはやめろと昔は言われていました。なぜかというかは動きが合わないからです。

また、地震の際に相当数のタイルが剥落というときは全部剥がしで貼り替えというケースがあります。全部剥がすリスクは凄くお金が大変かかります。

心配なこと2つめは立地条件です。前に巨大なビルが建ったとか、バス、トラックが頻繁に通るようなところ、列車が横に走っている等は振動で割れる。そこらへん凄くナイーブに反応する建物なのです。

関連記事 ALCの特性と構造を考える

ALCの特性・構造を理解する 雨漏りしないための補修塗装工事とは? 

改修工事をしても10年以内に不具合が起きることがあります。

なぜかというと、タイル張りは目地という物が存在して縦3m×幅600の時と横の場合もありますが、そこに対してタイルの目地がどう入っているかによって割れてくるのです。ようするにぬかるんだ沼の上にコンクリートを打っても、その上を歩いたらコンクリートが沼で動かせるので上が割れてしまいます。あれと同じ状況が起こるのです。

 

10年後に下地によって凄惨なものになるかも知れないし平気かも知れない。二通りに分かれます。地震の話しをしましたが、目地が全くない建物を建てたてしまうような適当な工事をする人がいます。ALC建てた後、なんでもタイル貼ってしまえ、きれいに見えるから貼ってしまえとやってしまうのです。

また、捨て打ちをしてない。ようするにALCの建物に捨て打ちをしてない、もの凄い工事をする人がいました。だから、そういうやり方をしたら駄目なのですね。必ず問題が出てきてしまうのです。それは何とも言えない。ただ動きに対してあってないものを貼り付けるから物凄く繊細に反応してしまうのです。10年経っても何ともないという建物ありますよ。全く何でもないという建物もあります。

やはり、施工する人の手で変わりますので。やっぱり職人って、いろいろいるし、まとめる会社によっても違うし、管理の違いなんです。一概には言えないし、例えば、屋根もそうですね。Pという屋根もそうですけど、Pが出た時30年と言っていたけど駄目でした。Pを批判していたCも駄目でした。両方とも駄目でした。じゃあそれを改良した新しい屋根はどうかというと、まだ分からないです。建築ってそういうのが多いです。

やっぱりそうやってワンサイクル見てみないと分からないのです。ワンサイクル見た後、出ることもあるので、それはどういう方がどういう理論でどういう設計をするのか、やっぱりみんな違います。

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タイルはきれいに見えますし、お手入れが少なさそうに見えますけど、何かあった場合、タイルの上から防水するのは。もの凄くコストが掛かります。RCは注入工事が出来るけど、ALCは注入工事が出来ないのです

タイル貼りの外壁のメンテナンスや防水、改修をお考えの方は塗装職人にご相談ください。その外壁、その防水にあった最良の施工をご提案します。

 

 

剥落する外壁タイルを防止させる施工

By タイル, 外壁, 防水担当の日誌

施工させていただいたお宅です。

外壁の一部に石調の飾りタイルが使用されています。

モルタルの外壁と対比になって、とても素敵でモダンで高級感があります。ところがこちらのお家、家の横に電車が走っていて、家の向いはバス通りで車の往来が多く、かつ3階建てなので普通以上にお家の振動が激しいのです。

 

そのため、この飾りのタイルが剥落してしまいます。実際、何か所か落ちているので、外壁塗装工事を行う際にお客様から何とかならないでしょうか?というご相談がありました。

そこで何とかならないかということで、いろいろ考えたところ思い当たろましたのが、セブンケミカルというメーカーの透明塗膜防水材セブンSSを使用するという施工方法でした。

なぜセブンSSを使用するかというとタイルはひび割れ、浮き、剥落、など各種の劣化現象が起きます。セブンSSは耐久性、防水性、施工作業性、意匠性に優れ、タイル張り面及びコンクリート打放し面の外観を損なわずに長期間にわたり維持することが可能と謳われているので今回のお宅のようなケースには期待出来ます。

 

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もうひとつ、一応剥落防止なので防水材とも違う。例えば、霞が関の会計検査院とか国会議事堂のそばの建物が老朽化していて、ネットをかけて、剥落等で被災しないようにしています。そのような工事に使用する同じ材料を考えたのです。

防水とは違う防水材ですが、剥落防止材までいかないけど落下防止するための措置というのでこの製品を使いました。

関連動画 セブンSS施工を含む動画

 

施工はまずセブンSシーラーを塗布します。

防水材の膜を作るために刷毛で塗りました。

タイルの表面はローラーを使用します。

このシーラーはナノカチオン樹脂により高い浸透性を持ちます。

 

そして、セブンSSで中塗り1回目塗布します。

セブンSSは防水仕上げ材でアクリルシリコン樹脂がベースの材料です。

乾燥したら、セブンSSで中塗り2回目塗布します。

最初は白色ですが乾燥すると透明に変わります。

上塗りはセブンSトップM♯30を使用します。

この上塗り材は防水性に優れたアクリルシリコン樹脂透明塗料です。

これも2度塗りを行います。

以上、5工程がセブンSSの施工でした。

 

別の現場ですがセブンSSの工程動画がこちらです

関連動画 セブンSS施工動画

 

この5工程により、外観を損なわず長期的に保護を維持することが期待できます。

もちろん、剥落防止もです。

塗装を担当した豊永班の苦労が出ています。

 

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RCや打ちっぱなしの外壁にお住まいになるみなさんにはそれぞれ特有のお悩みがあります。

今回の工事は浸透防止材を使って美観を損なわないようにやらせていただきました。

そして、屋上防水はサラセーヌKとAでウレタン防水をさせていただきました。

施工後、施主様ご夫妻が大変喜んでいただきました。

弊社にとっても忘れない工事のひとつになりました。

 

 

 

RC外壁のお宅の屋上防水工事

By ウレタン, コンクリート, ベランダ, 外壁, 屋上防水, 防水担当の日誌

建物がセットバックしたお宅の屋上と棟屋の防水工事を行いました

外壁はRCでマンションのような3階建てのお宅です。

 

屋上の既存はシート防水でゴムシートでした。

今回の工事は一級防水施工技能士の鈴木が担当しました。

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ウレタン

 

ゴムシート専用のプライマーを塗ってからサラセーヌの堅鎧(タフガイ)SD工法SD-AK30Tの工法を採用しました。

堅鎧だとメッシュがジョイントのところですが、強度があがるのでサラセーヌA材とK材とトップコートです。

その場合はジョイントだけのメッシュコートでいい。総メッシュかタフガイ使用に分かれます。

サラセーヌAは日本初のJISの防水材認証を取得した高強度ウレタン防水材です。

サラセーヌKは非常にスタンダードな塗膜材で様々な防水工事に使用されています

関連動画 屋上防水 話題のランデックスコートで外壁塗装 屋上はウレタン防水

 

屋上防水の工程はまずプライマーを塗布です。

ゴムシート専用のプライマー(ゴムエース)を使っています。

そして、補強クロスを貼っています。

平場に3ミリメッシュを貼ります。これは棟屋の様子です

サラセーヌKを塗ってウレタン防水。こちらも棟屋の様子です

ウレタンの1層目を流している時にジョイントしかやりません。

建物の廻りのガムテープ貼ってあるところはシーリングでおさえてあります。

堅鎧(タフガイ)は出隅にメッシュを貼り、入隅はチューニングという仕様になります。

2層目はサラセーヌAになるので、高強度が期待できます。

関連動画 ウレタン防水工事でローラーとコテを操る一級防水施工技能士

 

トップコートを塗っていますが、支柱の付け根ガムテープでカバーを持ち上げています。

これは一つの心遣いなのです。きちっと復旧させますが、下で防水を切っています。

カバーはあくまでもカバーなので上げて塗っています。エアコンの室外機の下を塗るのと同じ感覚です。

今回の防水工事はRCとRCの上の防水でした。

また今回のお宅の外壁にはRCに対して浸透防止材としてウォータープルーフCを使っています。

ランデックスコートとか打ちっぱなしとか、みなさん特有のお悩みがあるので

浸透防止材を使って美観を損なわないようにやらせていただきました。

今回は外観も機能もお客様のご希望に叶える工事を目指しました。

 

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