Skip to main content

東京湾近く外壁1000㎡越の工場塗装工事

By 2022年3月15日9月 11th, 2022ALC, 外壁, 防水担当の日誌

気温の寒暖差が大きい日が続きますが、みなさまお元気にしていらっしゃいますでしょうか。

菊池は、相変わらず現場を飛び回る日々です。

リピーターのお客様が経営していらっしゃる工場の塗装のご依頼頂きましたので、今回は規模の大きな建物塗装について少しお話ししたいと思います。

 

工場の塗装とは

昨年、お客様の自宅塗装の工事に伺った際に経営されている会社の工場の話しになり、「ゆくゆくは工場の塗装工事をやろうと思っている」と伺っていました。

その後、お見積もり依頼を頂き契約となりましたので、2月頭から工事を始めさせて頂いています。

お客様の工場は、鉄骨造のALCの作りで屋根1000㎡、外壁1000㎡と規模の建物です。

塗装職人ではマンションの施工も多く手掛けていますが、それと合わせても今回うちで施工させて頂く規模としては大きい部類の工事です。

職人はともに国家資格の一級塗装技能士がリーダーでシールは市川職人が、塗装は曽根職人が行っています。

 

【参考動画・鉄骨造ALC外壁のシール作業】

 

工場は屋根や壁以外にも鉄部が多くあります。

鉄部の塗装は、通常の塗装と違い『ケレン作業』が入ります。

サビにマジックロンというナイロンたわしのような道具やワイヤーブラシなどで研磨をして、旧塗装膜を除去していきます。

 

この作業を疎かにすると、塗装が剥がれやすくなってしまいます。

そのため、広い塗装箇所でも丁寧にケレン作業をする必要があるため、ある程度人数も必要です。

今回の塗装チームは7人という施工効率と無駄に多くない人数で作業し納期を守ります。

工場は、東京湾から近い場所にある、いわゆる塩害地となります。

下地への雨や潮風の影響避けるためにもケレンと下塗りの施工間隔は短ければ短い方がいいです。

鉄部の下塗り剤(錆止め)としてハイポン20デクロ、上塗り剤はハイポン50を使用しました。

ハイポン20デクロの塗布

 

この塗料はベイブリッジなど公共工事でも使用されるものなのですが、非常に強力な錆止めのため強烈な臭いがします。

塗料には大きく分けて「弱溶剤」と「強溶剤」があります。

弱溶剤はホームセンターでも売っている通常のシンナーでどちらかと言えば石油に似た臭いがするシンナーです。

一方を強溶剤は今回のハイポン20デクロの希釈剤であるハイポンエポキシシンナーのように専用のシンナーが必要で、ツーンとした臭いがするため戸建てでは使用ができません。

強力なさび止め性能から立駐機にもよく使われている塗料です。

このように工場には工場で使える材料というものがあるのです。

 

【参考動画・鉄骨外階段の塗装】

 

私達塗装職人は、数々の現場をこなしているからこそ、戸建てには戸建て用の、工場には工場用の塗料を使い分け、効果を最大限に引き出します。

また、今回屋根が板金1枚を折り曲げて作られた折板(折半)屋根、さらに外壁がALCのためサーモ(遮熱塗料)も併せて使うことになりました。

塗料は、それぞれの場所や環境に適したものがあるため、是非工事の際には「このような効果が欲しい」など、お客様のご希望をお聞かせ下さい。

様々な現場で培った塗装職人の経験から、最適なものをご提案させて頂きます。

 

【参考動画・アパート折半屋根の塗装】

 

塗装工事に欠かせない挨拶回り

今回は京浜工業団地の工場でしたが、戸建ての塗装工事の時と同様に、近隣の工場へ挨拶回りに伺います。

ただ工業団地ということで、挨拶といっしょに近隣の方から工事の許可を取る必要があります。

そのため、今回菊池はいつもの作業着では無く、スーツを着て各工場をまわりました。直接近隣会社の社長さんや役員の方とお会いして、ご説明のした上で正式にサインをいただくためです。『賛成・保留・反対』を書類で提示させて頂き、無事みなさまから賛成のサインをいただけました。

こうした工事をするための近隣への確認作業も、大切な塗装工事の一環といえます。

 

工場規模の塗装を塗装職人に頼む利点とは

塗装工事などの建築業には、『一般建築』と『特定建築』というものがあります。

塗装職人は『一般建築』の業者となるのですが、その場合4000万以上の金額で請けた工事を下請けに出すことができません。

弊社の場合、施工は一級塗装技能士をはじめ菊池も二級建築施工管理技士の免許を所持しているため対応できる知識と技術を兼ね備えております。

今回の工場の塗装工事は4000万円以下ではありましたが、規模としては大きかったため、弊社に見積もり依頼をする以前に、『特定建築』などを手がける大手業者からもお客様は見積もりを取っていました。

その際に、大手業者の場合は工事中に作業員達が休んだりする詰め所を作り一人を常駐させるということ、さらには仮設トイレなども設置をするため塗装代以外のところに費用がかかり、高額な見積もりになります。

弊社は、基本必要以上に詰め所など作らないためリーズナブルな施工も可能です。

保証もきちっとつけさせて頂きますので準大手ゼネコンや中堅ゼネコンなどの大手業者さんとなんら遜色はありません。

それよりも同じ価格帯なら大手業者さんより間違いなく丁寧な仕事が提供できます。

逆を言えば大手業者さんと同じ工事品質なら低価格で工事ができます。

 

【参考ページ・鉄骨造4階建ての工場塗装】

東京湾沿岸で鉄骨造の4階建て工場塗装

 

大手業者さんの場合、大量の社内業務をこなすための豊富な人員や大きく立派な建物の社屋などの固定費に費やされる金額が、私達塗装職人とは桁外れです。

その経費分が工事費用にのしかかってきてしまうのでどうしても高額になってしまうのは致し方ありません。

一歩間違えれば、現場に費やされる費用が削られてしまう可能性もこの改修工事やリフォーム関連の業界だからこそグレーです。

 

とはいえ、私たちの場合工事規模が大きくなればなるほど大手業者さんよりかは、工事に関わる事務処理がスムーズというわけにはいかなくなります。

現地調査、面積図面算出、見積り作成、施工管理、工程表作成、進捗管理などなど・・

それぞれの専門の要員がいるほど私達塗装職人は人員がいません。

お見積り依頼を絶え間なく頂いていることは業者としてありがたい一方で、フレキシブルな対応ができないこともありご迷惑をおかけしてしまうこともあります。

 

そういった状況の中でもお客様は弊社がご自宅を塗装する仕事ぶりを見てご依頼下さいました。

まだ工事は続いていますが、お客様のご自宅同様しっかりと工場も塗装させて頂きたいと思います。

 

工場には工場に適した塗装を

現在塗装職人では、こちらの工場での塗装工事以外にもビルの外壁塗装なども行っています。

戸建てだけではなく、さまざまな大きさや環境にある建物でも、弊社でこれまで培った知識と技術で対応することが可能です。

 

【参考動画・横浜Kビル大規模改修工事】

塗料の種類を選ぶにしても、効果だけに重点を置いてしまいますと、戸建てに向かない塗料、工場に向かない塗料などがあります。

塗装工事について、分からないことがあればどうぞご質問下さい。

工場全体の塗装という大規模な工事から、アパートの鉄階段だけの塗装といった小規模な工事まで、弊社ではお客様のご希望に即した内容で、最大限の効果が発揮できる塗装工事をご提案致します。