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エポキシ樹脂の注入による外壁タイルの浮き補修で滑落防止

By 2021年5月14日9月 11th, 2022タイル

いよいよ外壁タイルの補修です。

内容はこちらと同様タイル張り替えとエポキシ樹脂によるアンカーピンニング注入工法による作業です。

ひび割れ、欠損など、5階建て鉄筋コンクリートの下地補修

これで浮いているタイルを補強します。まずは張替え部分のタイルの撤去から始めます。目地に沿ってディスクグラインダーの刃を入れていきます。

職人技でまっすぐに切り込みを入れていきます。

ディスクグラインダーによる外壁タイル部の目地をカット

 

斜壁足場のため作業性はいいとは言えませんが青空の中、手ぶれしないように集中して作業します。

外壁タイル剥がし斜壁

 

目地に切れ込みを入れたらハツリ機を使って撤去していきます。

外壁タイルのハツリ

 

上階のハツリ-ほど撤去したタイル破片とごみが落ちるため落下させないように配慮します。

ハツリ時のタイルの落下を防ぐ

 

打ち継ぎ目地のシール部も劣化して完全に破断と剥離をしていました。

打ち継ぎ目地の劣化

 

エポキシ樹脂を注入するために再確認の打音検査です。

ハンマーによる打音検査

 

ドリルで穿孔します。

ドリルでタイル目地部に穴をあける

 

ドリルで穿孔した後は切り粉が詰まっているのでブロアーで穴の中をきれいに清掃します。

ブロアーで清掃

 

エポキシ樹脂があふれてタイルを汚さないために注入はウエスを軽く詰めながら行います。

エポキシ樹脂の注入の際あふれないようにする穴にウエス

 

エポキシ樹脂を入れたグリスポンプをウエスを当てた穴に差し込み注入した後ステンレスピンを挿入します。

グリスガンによるエポキシ注入

 

穴の奥まで注入させてエポキシ樹脂を行き渡せるように注入していきますが、結構腕力が必要なのです。

グリスガンを使ってエポキシ樹脂を注入する職人

 

引き続き次回もこの巣鴨の現場をお伝えしていきます。

斜壁タイルにエポキシ樹脂注入