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二棟からなるマンションの大規模改修工事

By 2024年1月16日4月 8th, 2024防水担当の日誌

今回は以前、弊社が担当した築20年になる4階建てマンションの大規模改修工事をご紹介します。
マンションの立地は私鉄の駅から徒歩5分の場所にあり、商店が点在する通りの途中にあります。

比較的賑やかな環境にあるマンションです。

今回の工事の依頼はオーナー様からでした。ご相談は外壁の補修と塗装と防水工事でした。外壁はRCです。
このマンションはA棟とB棟ふたつの建物からなり、二つの棟は各階の廊下で繋がっています。

住居数は24部屋。B棟の1階は店舗になっています。

あちらこちらに経年劣化による傷みがある建物で、現地調査は念入りに行いました。

外壁にクラックや欠損の発生がありました。

契約となり工事が開始されました。

1000㎡を超える敷地に足場を設置するには4日間掛けました。
前述したとおり、比較的賑やかな環境にある建物なので安全には十分配慮をしました。
そして、鳶職人によって二棟からなる横長の建物に安全な足場を設置しました。

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足場の設置後は高圧洗浄を行いました。一級塗装技能士の竹山職人たちによって、建物の上から下まで、隅から隅まで徹底的に高圧洗浄機で洗浄を施しました。

洗浄箇所が広く細かくあるので、作業は3日間掛けて行なわれました。
高圧水流で普通の洗浄では落ちないような汚れも取れて、大変きれいになりました。

高圧洗浄のあとは塗装工事に入りますが、並行して外壁補修工事とシール工事を行いました。
こちらは松尾防水職人の下、作業に当たりました。

外壁補修は工事前に行った劣化診断に基づき行われました。
クラック補修は36㎡、欠損部は61ヶ所ありました。爆裂が起きている箇所もありました。

爆裂は、外壁の中にしみ込んだ雨水によって鉄筋が錆びて膨張して、内側から外側へ外壁を膨張させてしまっている状態です。
施行は膨張した壁を斫して、錆びた鉄筋のさび落としをして、防錆プライマーを塗布したのちに、モルタルで形成します。

鉄筋コンクリート壁のひび割れと爆裂補修

シールの施工箇所は多岐にわたり、トップライト、サッシ、サッシ水切り、玄関ドア、建具、メーターボックス、基礎巾木、換気フード、メールボックスのそれぞれに行いました。

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このあとは防水工事と塗装工事に続きます。

 

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塗装職人はお客様の物件にあった最良の施工を考えます。

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