足場組み立て後です。 ベランダ床面近くの腐食部です。塗装下にある鉄部のさびは、少し触れただけでボロボロと取れました。 コンクリートからモルタル浮きが外壁全体におよんでいたため、ペンキスプレーでマーキングしています。 このように様々な場所を探していきます。 浮きは外壁のほぼ全体にありました。築40年以上経過していたので外壁全体を打音検査したので正解でした。 研磨が困難なところ等で範囲が狭い場所等はエポキシ樹脂を注入します。赤色の点々はエポキシ樹脂のピンニングによる注入をするため、ドリルの穴をあける印です。 ベランダ床に近い外壁の部分です。 壁の笠木部分も浮いていたので注入して固定します。 ディスクサンダーによる研磨です。 ディスクサンダーによる研磨です。 モルタルと塗装面をはがすとこんな感じです。躯体コンクリート面が露出しました。 確かに見かけだけを重視して塗装だけでよかったのにと言われればそうかもしれません。ただ本当に今後躯体の中の鉄筋に雨水を侵入させないためにも、全面外壁補修の予算も頂いて徹底的に念入りにおこないました。 こちらも外壁の研磨した部分です。 角も出し削ってくぼんだ所を補修するわけですが、後で塗装の模様を出すために吹きつけでぼかします。 こちらも浮き部分を研磨した状態です。 1階から屋上までのびる研磨した部分。 このようにかなりの部分に浮きが発生していました。 研磨した後はモルタルで段差をなくすように補修していきます。補修も当然ながら外壁全体におよびます。 1階ひさしの上げ裏です。こちらも懸命にサンダーがけをしました。 外壁より、重力によって落ちてくる可能性があるため、念入りに行っています。 研磨した後の状態です。 屋上の囲いフェンスも一旦外して作業しました。結構大がかりです。中の鉄部もサビていたためサビ止め塗装をして処理をしました。本当に根本的な治療ですね。 一旦外したアルミフェンスです。防水が終わるまで、足場の上に仮に置いている状態です。 ここから見ればわかりやすいですね。防水後は笠木をしてフェンスを取りつけます。これは防水前の状態です。 笠木のコーナーの鉄部はさびています。 さび止めを塗布します。 写真が小さいですね。この床の部分は後でシート防水をします。 屋上はウレタン塗膜防水です。5年程前に工事をしたらしいのですが、今回は一緒にさせていただきました。 パラペットのウレタン前の施工です。 プライマー塗布完成。 屋上はこのようになりました。ウレタン塗膜防水です。 外壁では補修が着々と進行しています。 外壁の高圧洗浄をしています。外壁補修時に出た大量のモルタルの粉じんを流すためです。 こちらは外壁塗装をするための養生をしています。 一級塗装技能士の星野です。養生は仕上がりを良くするためにぴちっと密着させます。 クラックや浮き部を徹底的に補修したので、新たな気持ちで塗装ができます。 下塗りです。外壁補修で研磨した部分には玉を吹き付けて模様を作っています。 ガン吹きです。エスケー化研のレナラックを万能ガンで吹きつけ塗装をします。 吹いた後はヘッドカットローラーをシンナーに少しつけて、ふんわり玉吹き模様がつぶれるまで押しつけて転がします。 外壁補修をせずに済んだほかの場所は、下塗りを黙々と進ませます。軒裏の下塗りです。 天井も隅から隅まで塗装していきます。 庇の塗装です。下塗りをして中塗りの状態です。 2液のシリコン樹脂塗料で中塗りをしています。ファインシリコンフレッシュという、日本ペイントの中でも性能に定評がある塗料です。 塗料性能を上げるために濃厚に密度ある塗装をしていきます。 上塗りの仕上げです。 塗料缶を開けています。 外壁の上塗りローラー作業です。 室内にはリフォーム工事が行われているのですが、職人の川口が木枠を塗っています。 窓枠周りと最終チェックです。塗り残しや塗料のたれ等を直しています。 狭い間も細かい部分まで行っていきます。 雨樋の仕上げ作業です。 外壁と軒天との境を塗り分けています。はみ出しがあると仕上がりが綺麗に見えません。塗装技能士の技ですかね。 外壁塗装の完成です。