- 笠木のひび割れ(クラック)がありましたので、打音検査をしたあと、エポキシ注入をしピンを入れてガッチリ固定させます。
- 打音検査をして浮きが感じられた所に印を付け、後ほどそこに穴を開けて(穿孔)エポキシを奥まで流し込んでいきます。
- エポキシを注入した後は器具を使い、奥までしっかりとピンを差し込んでいきます。
- 屋上付近の斜壁も検査用の器具を手に浮き部分を調べていきます。階段手すりの天端もピンニング工法で固定です。
- 赤い印に合わせて穴を開けた後にエポキシの注入。ゆっくりと奥まで流し込みます。
- ピンニング中の様子。何か所も空けた穴に1本1本、差し込んでいきます。時間と手間はかかりますが、この作業を行う事で剥離落下や割れの防止にもなります。
- このビルは建てて10年程ですが モルタルの浮きが見た目より多く、建物全体で多く見られました。
- 手すり下にも浮きがみられたので穴をあけて、ピンニング工法で固定していきます。
- 空けた穴へのピン挿入。
- 打音検査用の器具で浮き部分を調べています。浮きがあるからか、クラック(ひび割れ)も多く発生していました。
- 電動ドリルでの穿孔。印部分にピンより2mmほど大きな穴を空けていきます。
- ピン挿入のアップ写真。印に対して真っすぐに入っている事が分かります。