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ALCパネル外壁のマンションの外壁塗装

By 2013年11月25日1月 15th, 2023防水担当の日誌

高圧洗浄が終了したら、外壁のクラックと目地シーリングの補修を行いました。

一般住宅の何倍もあるマンション。ひとつひとつ見ていくのも大変です。

塗装をする部分のクラックにはパラテックスと、塗料との密着性が一番高くて良い二液のノンブリードウレタンシーリングを使用。一液などだと塗料との相性が悪く、ブリード(シールが乾かずに柔らかいまま)を起こしてしまう可能性もありますので、ノンブリードの二液の物を基本的に使用します。
また、上から塗装をするのであればウレタン、塗装をしなければシリコンのものを使用します。シリコンの方が紫外線に強いのですが、ウレタンの方が塗料の密着が強いためです。

塗装をしない部分には、二液の変性シリコンシールを打ちこみました。

シリコンにも、シリコンシーラント、という塗料が乗らないシリコンもあります。シリコン自体そこまで塗料がのらないものではないのですが、シリコンシーラント、となると塗料がのらなくなり、上から塗装をしても剥がれやすくなってしまいます。
プライマーを塗布したりと苦労をかければ塗料も塗れるのですが、あまり他の部分より持たない事の方が多いです。
ホームセンターなどで売っているシリコンシールの裏の説明を良く読んで頂き、塗料が乗るか乗らないか確認していただけると、外壁塗装の際不安がないかと思います。

二液ウレタンシーリング、二液変性シリコン、そしてパラテックス。
各々の場所に適した下地補修を行い、これから塗装に入ります。