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タイルの打音検査とUカット

By 2017年5月18日10月 17th, 2021下地補修

タイルの上をコロコロと打診棒で転がしています。音を聞き分けて浮いている箇所を見つけ出します。

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他のマンションですがこんな感じです。

数年前の震災の地震の時に、外壁が道路にごっそり剥がれ落ちていたニュースがありましたね。

あれも確か横浜だったような気がしますが、タイルはそこまでごっそり剥がれ落ちることはありません。

これまでもの修繕工事でもタイルのはがれて落ちることはほぼありませんが、寸前なものはあります。

あとははがれるまでもないけれど浮いている場合ですね。

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こちらはUカット。

外壁のクラックにダイヤモンドなどの固い刃のついたディスクサンダーで溝を入れていきます。

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細い幅のひび割れがあってもそこにコーキング材やエポキシ樹脂を注入しずらいので、わざと幅を広げています。

どこかのサイトでお見掛けしましたが、それを戸建ての一般の家でやっているのを見たことがありますが、戸建てでのUカットは絶対NGです。

鉄筋コンクリートと戸建ての外壁では、厚みが違います。

しかも戸建てはコンクリートではなく、モルタルで暑さも1.5センチほど。

壁厚さ10㎝以上になるRCだから有効な手立てなのです。

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外壁のこのような補修を全面的に「下地補修」と言いますが、それはこちらに詳しく乗せています。

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カットして樹脂モルタルで埋めます。

場合によっては、シーリングをして樹脂モルタルで仕上げる場合もあります。

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その他マンションの動画はいろいろ収めてます。

よろしかったらこちらものぞいてみてください。

では引き続き、今後の状況をお伝えしていきます。