シーリング材の影響により、塗膜を汚染してしまう劣化現象です。
目地やクラック補修部など、シーリングを施した場所で起きます。





サッシ周りや外壁の目地、クラック補修に使用されたシーリング材と塗料の相性が悪い場合に化学変化を起こして、可塑剤(シーリング材に柔軟性を持たせる原料)が塗装表面を侵して、塗膜に粘着性を持たせ表面がベタつくことにより、空気中のホコリなどが付着し汚染してしまいます。
また、降雨などによりその汚れがが壁をつたって流れて、筋状に汚染してしまったりもします。

アクリルウレタンシーリング材やノンブリードタイプなどの、可塑剤が表面に出にくいシーリング材で改修を行うことが必須です。