外壁のクラック(ひび割れ)
マンション・ビルの外壁クラック
原因と対処について。
クラック(ひび割れ)
放置すると、大気中の炭酸ガスや水の浸入により
コンクリートの中性化を促進させます。
中性化が鉄筋まで及ぶと、鉄が錆びて膨張してコンクリートを押し出す
「爆裂現象」を引き起こします。
原因
地震等、建物に加わる外力によるものです。
コンクリートの乾燥時や季節で異なる温度乾湿の差によって
起こる体積収縮等の要因により発生するものと考えられます。
対策
0.5mm以上のクラックは、エポキシ樹脂注入やUカット処理による補修が必要です。
0.5mm未満のものはフィラー等のす
り込みにて処理します。
(1)Uカット工法
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大きなひび割れ幅(0.5o以上)は電動カッターでクラック幅を中心にUカット処理(幅10o深さ10o)を行い溝内を清掃します。 |
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シーリング用プライマーを塗布した後、2液形シーリング材を充填します。 |
| B |
硬化乾燥後その段差をカチオンフィラー(カチオン系フィラー)で面調整を行います。 |
クラック補修後の模様付け(下地の段差修正の方法)
下地調整で劣化膜などを除去すると模様の不揃い箇所・段差が生じます。
この段差を残したまま塗装すると、仕上げ塗料の種類によって異なりますが
仕上がり程度が一般的に悪くなります。
この傾向は仕上げ塗料の膜厚が薄いものほど顕著に表われます。
従って仕上がり精度を高めるためには塗膜除去した箇所を旧塗膜のパターンに
似た状態に回復しておくことが大切です。 |
下地がリシン仕上げの場合
剥離した箇所にリシンを吹付け周囲と同じ模様に合わせる。
下地が吹付けタイル仕上げの場合
剥離した箇所を既存仕上材と同じ様に吹付けタイルを吹付け仕上げる。
下地がモルタルや下地調整材から剥離している場合
モルタルあるいは下地調整材で補修して同じように仕上げる。
(2)低圧エポキシ樹脂注入工法
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電動ドリル(φ5o)で(250〜300mmの間隔、20mm以上)、コンクリートに達するまで注入孔をあけ、圧縮空気などを吹付けてコンクリート粉末を清掃します。 |
| A |
注入孔位置に注入台座をシール材で取り付ける。 |
| B |
ひび割れ部に幅30mm、厚さ2mm程度に2液形シーリング材を塗付してシールする。 |
| C |
手動あるいは自動式低圧ポンプもしくは注入器具でエポキシ樹脂を注入します。 |
| D |
注入したエポキシ樹脂が硬化するまで注入器具を取り付けたままの状態で硬化養生を行なう。 |
| E |
注入器具及びシール材を皮スキ、ディスクサンダー等で除去し、仕上を行なう。 |